塩竈街道

塩竈街道は仙台城下から岩切、南宮、市川を通り塩竈、松島方面に通じる江戸時代の主要な街道です。この街道は鹽竈神社の門前町として、また港町として栄えた塩竈を支えました。街道沿いには慈雲寺や陸奥総社宮、市指定の史跡「伏石(ふせいし)」があるほか、集落には板倉が数多く残っており、近世の街道風景を醸し出しています。奥の細道紀行で訪れた松尾芭蕉もこの道を通っています。

住所
多賀城市市川・南宮
地図
伏石までなら陸前山王駅から徒歩20分