市川橋遺跡

多賀城跡の南面一帯に位置する遺跡で、西側に隣接する山王遺跡とともに発見された奈良時代から平安時代(8世紀頃から12世紀頃)にかけての都市の遺跡です。これまでの発掘調査によって、南北・東西大路を中心に方格に区割りされた道路跡、国司の屋敷跡や河川跡とともに水田や畑の跡が発見されているほか、木簡や漆紙文書、当時の竹製の横笛や琴の部品、また人物が描かれた人面墨書土器などが出土しています。

住所
宮城県多賀城市城南1丁目10番29号
アクセス
JR国府多賀城駅から徒歩10分