史跡が顔を出す。

そして、多賀城の魅力も顔を出す。

どこか懐かしい夏。

心に響く、原風景。

実り多き季節。

多賀城の美味しいがあふれる。

冬日和、多賀城とぬくもりが交わる

「多賀日和」

春

多賀城政庁跡の周囲には桜の木があり、4月の開花時期には多くの市民が訪れ、花見を楽しむ名所となっています。
特に築地塀に囲まれた中央部には正殿があって、その正殿前の石敷き広場にある2本の古木に咲く花は風情があり、見る人々の心を和ませています。

また多賀城から名をもらった「多賀城桜」は天童市と多賀城市が姉妹都市であるというご縁から、多賀城市で採れた“ひとめぼれ”を山形県天童市の出羽桜酒造に持ち込み、作っていただいた特別純米酒です。

多賀城桜

夏

特別史跡「多賀城跡」の一角に位置する多賀城跡あやめ園には、約2万1千平方メートルの敷地に、800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが植栽されています。毎年6月中旬から6月下旬には、「多賀城跡あやめまつり」が開催されています。

その花たちからニホンミツバチが集めたハチミツは深みのある味わいとなっています。多賀城市内には広葉樹の林があまりにないため、そのほとんどが草花から集蜜で芳醇な香りが特徴的です。

はちみつ

秋

加瀬沼は、秋の紅葉の時期には多くの市民で賑わいます。小さな子どものいる家族にも人気のスポットです。多賀城跡からは徒歩で気軽に行ける場所ですし、史跡巡りの休憩場所としてもおすすめ。ちょっと足を延ばして訪れてみませんか。

また秋はお米の収穫季節です。古代米を使ったブランド商品「しろのむらさき」を使用したロールケーキは驚くほどのしっとり感の強いスイーツとなっています。お土産としても喜ばれるものですので一度購入してはいかがでしょうか。

古代米ロールケーキ

冬

例年1月14日に行われる「どんと祭」は、しめ縄や松飾りなどの正月飾り、お札やお守りなどを御神火に納めるものです。ちょっと凍えてしまうかもしれない冬の歴史探訪、その締めくくりとして御神火にあたり、厄除けとともにその温もりを味わってみませんか。

冬グルメは万葉まつり、たがじょう秋まつり、多賀城食文化まつりなどでおなじみの多賀城やかもち鍋。野菜たっぷりでヘルシー、紫色の小さなお餅がアクセント、上品で味わい深いお出汁の味が魅力の一品です。

やかもち鍋

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史跡コース・歌枕コース
貞山堀コース・神社コース

多賀城を観光で訪れるみなさんのために、観光ボランティアガイドを派遣しています。ガイドが特別史跡多賀城跡や重要文化 財多賀城碑などを始めとする歴史的文化遺産について、わかりやすくご案内しますので、歴史を身近に感じていただくことができると思います。

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年間カレンダー

  • 3月中旬

    多賀城万灯会~鎮魂の灯~
    多賀城万灯会~鎮魂の灯~
    平安時代に多賀城で万灯会が行われていた歴史にならい、東日本大震災で亡くなられた方々の慰霊と復興を祈り、震災を忘れず後世へ伝えていくため毎年3月11日に開催しています。
    会場:JR多賀城駅前公園
    問:NPOゲートシティ多賀城
    電話: 090-6227-7646(高倉)
  • 6月中旬から下旬

    多賀城跡あやめまつり
    多賀城跡あやめまつり
    国の特別史跡「多賀城跡」の一角にあるあやめ園で行われる人気のイベント。東北随一の品種数となる800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが色鮮やかに咲き誇り、大勢の観光客らでにぎわう。
    期間中の土曜・日曜日には、郷土芸能などのステージイベントや地場産品の販売が行われるほか、小野小町や大伴家持らをイメージした万葉衣装着付け、勾玉づくりの体験企画、野だてなどが行われる。
    また、あやめ園をライトアップする「光のインスタレーション」が開催され、幻想的な雰囲気の中で優雅なひと時を過ごせる。
    会場 多賀城跡あやめ園
    問 多賀城跡あやめまつり実行委員会(多賀城市商工観光課)
    電話 022-368-1141
  • 7月中旬

    多賀城ビアサミット
    多賀城ビアサミット
    JR多賀城駅前に設置される長さ約40メートルの超ロングテントで、ビールを飲みながら和気あいあいと楽しめる多賀城の夏の風物詩の一つ。数種類のビールの飲み比べなど楽しみ方は十人十色。大人だけでなく子どもが楽しめる企画も数多く、誰もが楽しめるイベントとなっている。
    会場 多賀城駅前公園
    問 TAP多賀城
    電話 090-8786-4116(郷古)
  • 8月

    ザ・祭りin 多賀城
    ザ・祭りin 多賀城
    盆踊りや縁日、ステージコンサート、YOSAKOI、花火大会など多彩な催しが行われ、大勢の家族連れらでにぎわう。「ふるさと創生」を推進していきたいという発想から生まれ、今では多賀城の夏の風物詩として定着している。
    会場 陸上自衛隊多賀城駐屯地
    問 多賀城市民夏祭り実行委員会(多賀城・七ヶ浜商工会)
    電話 022-365-7830
  • 10月中旬

    史都多賀城万葉まつり
    史都多賀城万葉まつり
    多賀城ゆかりの「万葉集」の編者、大伴家持をしのぶ市民手づくりのまつり。古代をイメージした衣装を身に着け、貴族や歌人に扮した市民らが約1キロを練り歩く「万葉行列」は時代絵巻さながら。ステージでは、雅楽につかわれる笙(しょう)の演奏や万葉踊などが行われる。
    会場 多賀城駅前公園ほか
    問 史都多賀城万葉まつり実行委員会(多賀城市生涯学習課)
    電話 022-368-1141
  • 10月中旬

    壺の碑全国俳句大会
    壺の碑全国俳句大会
    「おくのほそ道」で松尾芭蕉が壺の碑に抱いた感動に思いを馳せ、全国より俳句を募集して開催される。小中学生の部もあり、子どもから年配の方まで俳句の世界に浸ることができる。大会当日には、特別選者による講演会も行われる。
    会場 多賀城市文化センター
    問 「壺の碑」全国俳句大会実行委員会
    電話 
  • 11月初旬

    史都多賀城日本酒まつり
    史都多賀城日本酒まつり
    古代米酒おもわく姫をはじめ、宮城県内の日本酒や地元商店による酒の肴を味わうことができるイベントです。
    会場:JR多賀城駅前公園
    主催:史都多賀城日本酒まつり実行委員会
  • 11月初旬

    多賀城食文化まつり
    多賀城食文化まつり
    多賀城古代米しろのむらさき商品を中心に、多賀城・七ヶ浜の味覚を堪能できるイベントです。郷土芸能や地域タレントによるステージイベントも充実しており、終日楽しむことができます。
    会場:JR多賀城駅前公園
    問:多賀城市観光協会
    電話:022-364-5901
  • 11月下旬

    たがじょう秋まつり
    たがじょう秋まつり
    多賀城の秋を彩る4つのイベント(しろのむらさきまつり、ふれあいフェスティバル、悠久の詩都(まち)あかり、たがじょう市民市)が同日開催されるおまつり。地元農産物・名産品・名物鍋の販売をはじめ、多賀城太鼓・YOSAKOI演舞などのステージイベント、お子さんも楽しめる体験イベントなど内容盛りだくさん。
    夕方からは駅前のイルミネーションが点灯し、約60メートルの光のトンネルが出現する。
    会場 JR多賀城駅北口・南口、多賀城駅前公園
    問 たがじょう秋まつり開催連絡協議会(多賀城・七ヶ浜商工会)
    電話 022-365-7830
  • 11月下旬から1月上旬

    悠久の詩都(まち)あかり
    悠久の詩都(まち)あかり
    JR多賀城駅前に長さ約60メートルの光のトンネルが出現するイルミネーションイベント。市民団体が中心となり、募集で集まったボランティアたちと協力しながら実施される。約4万5000球が織りなす青い光が冬の夜空を彩る。期間中は不定期で屋台が出店することもある。
    会場 多賀城駅前公園
    問 TAP多賀城
    電話 090-8786-4116(郷古)

多賀城のお天気について
―観光のヒント―

気温

春の気候

多賀城の春は4月になってから。桜の開花は4月初旬から中旬頃にはじまります。
それから6月上旬頃までは雨も少なく晴れの日が続くことが多く、一年で一番過ごしやすい時期です。

夏の気候

海に近いため、朝晩に風が吹きます。おかげで不快な蒸し暑さや寝苦しさを感じる日は多くありません。8月でも平均最高気温は30℃を下回りますが、まち歩きを楽しむ時は熱中症対策をお願いします。

秋の気候

からりとした晴天の日が続くことが多いのですが、比較的雨量が多いのが秋です。梅雨の時期より降水量が多い年もあります。また東北全般に言えることですが、台風の影響はそれほど大きくありません。紅葉の季節は11月中頃からです。

冬の気候

東北南部の太平洋側では、冬は乾燥した気候が続きます。多賀城では、積雪は年に数回程度で、根雪(春まで残る雪)にはなりません。しかし朝晩は冷え込みますので、12月から3月までは道路の凍結に注意が必要、冬用タイヤは必須です。