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割石

  • 石の伝説

 新田の七北川堤防下に「割石」と呼ばれる供養碑がある。この供養碑は元応元年(1319)の紀年のある碑が二つに割れたのち、貞享2年(1685)に追刻したものである。この石について次の伝説がある。

 昔、冠川(七北田川)の堤防を築くとき、この地を通りかかった女を捕えて人柱にした。その後毎夜人柱にされた女の幽霊が現われ、泣き声をたてるので人々は恐れてこの地に近づかなくなった。事を聞いた侍が幽霊が現われるのを待ち受けて斬り付けた。手ごたえがあって幽霊は消えた。翌朝その辺を見ると石が二つに割れていた。それで割石と呼ばれ、以来幽霊の泣き声は絶えたという。

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