那須国造碑(栃木県)、多胡碑(群馬県)とともに日本三古碑の一つに数えられる奈良時代の古碑。 多賀城南門近く、覆屋に守られて立っています。高さ196センチ、幅92センチの碑面には、平城京や各国境からの距離、多賀城の創建や修造について141文字でつづられています。歌枕の「壷碑」とも呼ばれ、江戸時代には松尾芭蕉が訪れ、対面した感激を『奥の細道』に記しています。